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[9] 精進落とし


精進落としとは
かつて遺族は、忌明けまで魚や肉類を断ち精進料理を取る習わしでした。「精進落とし」は忌明け後初めて精進料理以外の食事を取ることを意味していました。
現在ではそういった意味は薄れ、葬儀でお世話になった人達への感謝と慰労のために行う宴席を指すようになりました。
宴席には僧侶、世話人、友人、知人など数十人を招きます。
精進落としは喪家がお世話になった方を接待する宴席ですので、喪家の席次は一番下座になります。一般的に、僧侶が一番上座に座り、以下世話役代表、来賓、会社上司、友人、知人、近親者、親戚、遺族、喪主という順に座っていきます。

精進落としの進め方 精進落とし
開宴の挨拶
宴席の最初に喪主か遺族代表が開宴の挨拶をします。挨拶の内容は、葬儀が無事に終了したこと、関係者と会奏者へお礼を述べること、感謝と慰労の意味をこめてもてなすことなどです。話す時間は1〜3分程でよいでしょう。挨拶の終わりには「それではどうぞ」と言った言葉も忘れずに付け加えます。
僧侶・列席者へのお礼
挨拶が終わったら、喪主や遺族は列席者の一人一人にお酌をしてまわり、お礼を述べます。
閉宴の挨拶
宴席はあまり長くしないように心がけ、1〜1時間半くらいで終わりにします。関係者は数日間神経を使い疲れていますので、あまり長く宴を続けるのはかえって迷惑です。
遺族代表がころあいを見て、「あまり長くお引きとめしてもご迷惑と思います。この辺で終わりとさせていただきます」と、挨拶します。
僧侶へのお礼(御布施)
戒名や読経をお願いした僧侶へのお礼は、精進落としのあとに喪主から戒名料と読経料を纏めて手渡します。表書きには、「読経料」「戒名料」とせずに「御布施」と書くのが正しい作法です。お金は不祝儀袋に入れるか奉書紙に包んで渡しますが、必ずしも水引きをつける必要はありません。
精進落としの席に僧侶が出席できない場合は、通夜ぶるまいの時と同じく「御膳料」「御車料」を包みます。
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