

近衛家の墓所は歴史の重さを私たちに示している。 五摂家筆頭の家柄の墓は、私たち一般庶民の墓のスタイルとは同一視できない規模だ。 約三百坪ぐらいの敷地を大木が囲み、入口は木の門で閉められ、他の人々を寄せつけようとはしない風情である。 中に入ると墓のスタイルは宝きょう印塔であり、しかも整然と祀られ、墓の大きさも昔から現代まできちんと統一されている。 ひとつの家訓ともいうべきか、伝統の重さが感じられる。
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