

1841年京都生まれ。本名は楢崎龍(ならさきりょう)。一般的にお龍と呼ばれ、坂本龍馬の妻として有名。
安政の大獄で投獄された父が亡くなり、平穏で豊かな生活は一変し一家離散となった。幼い4人の弟妹を養うため、京都の料理屋で働いていた。その頃に龍馬と知り合う。
寺田屋で龍馬が幕吏に取り囲まれた際、風呂にはいっていたお龍が裸のまま2階の龍馬に知らせ、難を逃れたのは有名なお話。
その後龍馬に自由奔放な人柄に認められ、中岡慎太郎を仲人に結婚。その後薩摩へ寺田屋事件の傷湯治にいく。日本最初の新婚旅行と言われる。
しかし1867年龍馬が暗殺されると、坂本家に身を寄せるも坂本乙女との相性が合わず数ヶ月で坂本家を出る。その後、横須賀の商人西村松兵衛と再婚。34歳の時に男児を出産するが、その息子は17歳で死去。晩年はアルコール依存症状態で、「私は龍馬の妻だ」と酔っては松兵衛にこぼしていたという。
1906年神奈川県横須賀で没する。享年66歳。墓碑には「贈四位阪本龍馬之妻龍子之墓」と刻まれています。
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