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滝沢馬琴タイトル

 『南総里見八犬伝』は、馬琴が二十八年の月日を費やして書き上げた、江戸文学の記念碑ともいえる作品である。明治になってから、坪内逍遥によって、勧善懲悪小説のレッテルをはられ、馬琴の名声は地に落ちたものの、江戸末期に馬琴ほど愛読された作家はいない。ベストセラー作家であったことは間違いないし、“扇子代”“稀代”など、今でいう原稿料をもらった作家第一号であった。また、彼の残した日記や作品の数々は、天気、物価、流行、生活一般がこまごまと描写されており、江戸末期の貴重な資料だとされている。
 馬琴は武士の子として生まれたが、九歳で父を失い、前半の人生は苦難の道を歩んだ。十四歳の冬、家を飛び出して放浪生活をし始め、医者、儒学者、狂歌師、俳諧師になろうと志を持ったが、いずれもものにならなかった。
 幼少の頃より神童の名をほしいままにした馬琴は、洒落本で有名な山東京伝の弟子になった時から、作家修行の第一歩をふんだ。四十歳頃から作家としての名が上がり、八年後に名作長編のスタートを切り、晩年は両眼失明、長くて苦しい八十一年の生涯を終えた。

滝沢馬琴の墓
戒名 著作堂隠誉簑笠居士
職業 江戸後期の戯作者
没年齢 81歳
所在地 東京都文京区・深光寺
墓の方位
正面入り口の方位
玉垣
境石
竿石 140cm
石質 軟石系
墓のスタイル 普通
台座 3段・高さ70cm
1987年現在の資料に基づいております。
墓地所在地は、変更になっている場合があります。

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