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[5] 通夜葬儀の日程・形式・費用などの決定


通夜・葬儀の日程の決定
法律では、死後24時間を経ないと火葬ができないと定められています。
したがって、死亡当日か翌日に通夜、翌々日に葬儀・告別式・火葬というのが一般的です。時間的には、通夜が午後6時〜9時まで。葬儀・告別式が午後1時〜3時までというのが一般的です。
葬儀当日が友引だと葬儀の日をずらす喪家が多いようです。以前、友引は「死者が友を招くので縁起が悪い」という言い伝えがあったためです。
通夜・葬儀の日程は喪家だけで決めることはできません。菩提寺の僧侶の都合、遠方にいる親戚の都合、火葬場の予約状況などが関連してきます。

通夜・葬儀予算の見積もり
たいていの葬儀社ではセット料金というものを設定しています。これは、一定の葬祭用具や施行品目をセットにした料金で、セットにする葬祭用具や施行品目のランク、数量によって料金が異なります。
セット料金の例
木棺・納棺用品・祭壇・祭壇飾り・室内装飾幕・外回り装飾品・焼香具一式・各記録帳・表示紙・霊柩車・火葬料・納骨容器他
オプション料金の例
死亡通知状・会葬礼状・ドライアイス・遺影セット・供花供物・喪章・腕章・線香・ロウソク・テント・テーブル・マイクロバス・ハイヤー他

通夜・葬儀形態の注文整理
通夜・葬儀の形態とは、宗旨・宗派に関すること、通夜・葬儀のスケール、会葬者の人数、祭壇や葬祭飾りに関することなど、通夜・葬儀の基本的なフレームです。葬儀社はこれを元に通夜・葬儀の式次第や飾りつけ、係員の人数などを決めていきます。

葬儀社との打ち合わせ
喪家では通夜・葬儀の予算と形態を決定しておかなければいけません。そして葬儀社が決まったら、その担当者と通夜・葬儀の打合せをします。必ず葬儀社に話しておかなければいけないことは、1.通夜葬儀の予算、2.通夜葬儀の形態です。
葬儀社との打合せでは、1.通夜・葬儀の予算、2.通夜・葬儀の形態の希望を明確に伝えます。これを元に、葬儀社から葬儀料金の見積もり書を出してもらいます。
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